7月9日 M&A速報|全11件|ミツバ×両毛システムズTOB成立、ロート製薬セルビア子会社化など
2026年7月9日のM&A関連ニュースは計11件。TOB・公開買付け結果の確定が2件、海外M&Aを含む子会社化・買収が2件、事業譲渡・売却が1件、資本業務提携・出資が2件(うち買集め行為1件)、経営統合・合併が1件、その他組織再編が1件、その他が2件となった。国内系システム会社のTOB完了、化粧品・医薬品大手の欧州展開加速、均一ショップの海外拠点再編が当日の主要テーマとなっている。
注目案件ピックアップ
- 🔔 ミツバ・中部電力による両毛システムズTOB成立――自動車部品製造・販売のミツバ<7280>と中部電力が共同で実施した情報システム開発・運用会社・両毛システムズ<9691>への公開買付けが成立。上場子会社の完全子会社化に向けたプロセスが完了し、主要株主の異動も確定した。
- 🔔 ロート製薬がセルビア化粧品代理店を子会社化――化粧品・医薬品の製造・販売のロート製薬<4527>が、セルビアの化粧品代理店Magic Codを子会社化。欧州市場への足がかりを拡大する一手として注目される。
- 🔔 ワッツがペルー子会社を譲渡――100円ショップの運営及び雑貨卸売販売のワッツ<2735>が、ペルーで均一ショップを運営するWatts Peruの持分を譲渡し、海外拠点の選択と集中を進める。
TOB・公開買付け(2件)
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自動車部品製造・販売のミツバ<7280>および中部電力、情報システム開発・運用およびソフトウェア開発の両毛システムズ<9691>への公開買付けが成立・主要株主異動が確定
自動車部品製造・販売のミツバ<7280>は、中部電力と共同で実施していたシステムインテグレーション・ソフトウェア開発の両毛システム<9691>の株式に対する公開買付けの結果を公表。買付けは成立し、主要株主の異動が確定した。両毛システムズ側からも同内容の開示がなされている。
資料(ミツバ) 資料(両毛システム) -
ライブストリーミングプラットフォーム運営のミラティブ<472A>、公開買付けに準ずる買集め行為を開示
ライブストリーミングプラットフォーム運営のミラティブ<472A>は、公開買付けに準ずる行為として政令で定める買集め行為に関する開示を行った。
資料
経営統合・合併(1件)
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歯科材料及び歯科用機器の製造・販売の松風<7979>、連結子会社を吸収合併(簡易合併・略式合併)
歯科材料及び歯科用機器の製造・販売の松風<7979>は、連結子会社を存続会社とする吸収合併(簡易合併・略式合併)を実施すると発表した。グループ内の組織合理化が目的とみられる。
資料
子会社化・買収(1件)
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化粧品・医薬品の製造・販売のロート製薬<4527>、セルビアの化粧品代理店Magic Codを子会社化
化粧品・医薬品の製造・販売のロート製薬<4527>は、セルビアの化粧品代理店Magic Codを子会社化すると発表した。欧州市場における販売網の強化を図る。(ソース:maonline/リンク情報なし)
事業譲渡・売却(1件)
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100円ショップの運営及び雑貨卸売販売のワッツ<2735>、ペルーで均一ショップを運営するWatts Peruの持分を譲渡
100円ショップの運営及び雑貨卸売販売のワッツ<2735>は、ペルーで均一ショップを運営する連結子会社Watts Peruの持分を譲渡すると発表した。海外事業の選択と集中の一環。
資料
資本業務提携・出資(1件)
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系統用蓄電池の取得・運営事業のBirdman<7063>、グローバルクラウドエステートと業務提携契約を締結
系統用蓄電池の取得・運営事業のBirdman<7063>は、株式会社グローバルクラウドエステートとの業務提携契約の締結を発表した。
資料
その他(3件)
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CKD<6407>、連結子会社の元従業員が逮捕――適時開示で状況を公表
CKD<6407>は、連結子会社の元従業員の逮捕に関する状況をリリース。M&A案件ではないが、コーポレートガバナンス上の重要開示として適時開示された。
資料 -
情報システム開発・運用およびソフトウェア開発の両毛システムズ、ミツバおよび中部電力による公開買付けの結果ならびに主要株主の異動を公表
(「TOB・公開買付け」カテゴリに掲載の案件と同一事象。両毛システムズ側の開示として別途参照。)
※同案件につき再掲省略。上記「TOB・公開買付け」セクション参照。 -
雑貨を中心とした卸小売業のワッツ、ペルー子会社ワッツペルーを譲渡へ
(「事業譲渡・売却」カテゴリに掲載の案件と同一事象。nihonmaソースによる同一案件の別報。上記「事業譲渡・売却」セクション参照。)
全体トレンド
2026年7月9日は、国内上場企業の上場子会社に対するTOBの完了報告が中心を占めた。ミツバ・中部電力による両毛システムズへの公開買付け成立は、親子上場解消の流れを象徴する案件であり、適時開示では買付け側・対象会社側の双方から同日に結果が公表されたことが特徴的だ。コーポレートガバナンス改革への対応として、こうしたTOBによる完全子会社化の完結報告は引き続き継続的に観測されている。
海外M&Aでは、ロート製薬によるセルビアの化粧品代理店Magic Codの子会社化が注目される。欧州の比較的規模の小さい市場への足がかりを着実に積み上げる姿勢は、化粧品・医薬品大手による地道なグローバル展開戦略の一端を示している。一方、ワッツによるペルー子会社Watts Peruの譲渡は、海外ユニショップ事業における選択と集中の方針を裏付けるものであり、国内外の均一価格小売市場の競争激化を背景とした事業ポートフォリオの見直しとも読める。
そのほか、系統用蓄電池事業のBirdmanによる業務提携や、松風の連結子会社吸収合併など、エネルギー分野とヘルスケア・歯科関連での再編も同日に並んだ。CKD子会社元従業員の逮捕開示はM&A案件ではないが、適時開示の透明性確保という観点での重要公表事項として当日の開示情報の一角を占めた。全体として、TOB決着・海外子会社化・海外撤退・国内合併と多様な局面が1日に集中した情報量の多い1日となった。
Q&A
2026年7月9日のM&A速報で件数が最も多かったカテゴリは?
当日の11件のうち、TOB・公開買付けカテゴリが2件(ミツバ・中部電力による両毛システムズTOB成立、ミラティブの買集め行為開示)と複数案件を占めました。全体では子会社化・買収、事業譲渡・売却、資本業務提携、経営統合・合併、その他を含む多岐にわたるカテゴリに分散しています。
2026年7月9日の注目M&A案件は何ですか?
自動車部品製造・販売のミツバ<7280>と中部電力が情報システム開発の両毛システムズ<9691>への公開買付けを成立させた案件、および化粧品・医薬品製造・販売のロート製薬<4527>がセルビアの化粧品代理店Magic Codを子会社化した案件が当日の主要注目案件です。
2026年7月9日にTOB・公開買付けはありましたか?
はい、2件あります。ミツバ・中部電力による両毛システムズへの公開買付けの結果(成立)が公表されたほか、ライブストリーミングプラットフォーム運営のミラティブ<472A>が公開買付けに準ずる買集め行為の開示を行いました。
2026年7月9日に海外M&A案件はありましたか?
2件確認されています。ロート製薬<4527>がセルビアの化粧品代理店Magic Codを子会社化した案件と、ワッツ<2735>がペルーで均一ショップを運営するWatts Peruの持分を譲渡した案件です。


