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10月26日 M&A速報|全21件|Umios×High Linerなど

2026年10月26日 M&A速報 M&A速報

2026年10月26日は計21件のM&A関連情報が確認された。海外クロスボーダー案件として、冷凍水産品加工・販売のUmiosによるカナダ大手水産加工会社High Liner Foodsの完全子会社化、医療用医薬品のゼリア新薬工業によるドイツ医薬品製造Haupt Pharma Wülflingの孫会社化という大型クロスボーダー案件が相次いで発表されたほか、国内ではイクヨによるムラキへのTOBや早稲田アカデミーによる野田学園の吸収合併、アズビルによるオーテックの持分法適用関連会社化など多彩な形態の案件が並んだ。AIデータセンター・AIインフラ関連案件も複数確認されており、当日の市場の広がりを示している。

本日の注目案件ピックアップ

  • Umios×High Liner Foods(カナダ)――冷凍水産品加工・販売のUmiosが北米大手水産加工会社を完全子会社化。水産事業のグローバル展開において大きな一手となる国際M&A案件。
  • ゼリア新薬工業×Haupt Pharma Wülfling(ドイツ)――スイス子会社を通じたドイツ医薬品製造企業の孫会社化。欧州医薬品製造基盤の強化を狙った戦略的クロスボーダー買収。
  • イクヨ×ムラキ(TOB)――ダイカスト品製造・加工・販売のイクヨがカーケア関連商品販売事業のムラキをTOBで子会社化へ。経営支配権の取得を目指す国内公開買付け案件。
  • アズビル×オーテック(資本業務提携)――ビルディングオートメーション事業のアズビルが自動制御システムのオーテックと資本業務提携を締結し、持分法適用関連会社化へ。BAS領域の深化を図る。

TOB・公開買付け(1件)

  • ダイカスト品の製造・加工・販売のイクヨ<7273>、カーケア関連商品販売事業のムラキ<7477>をTOBで子会社化へ
    イクヨはカーケア関連商品販売事業を営むムラキに対し公開買付けを実施し、経営支配権の取得を目指す。

経営統合・合併(1件)

  • 小学生・中学生・高校生を対象とする進学塾事業の早稲田アカデミー<4718>、医歯薬系大学受験予備校事業の野田学園を吸収合併へ
    早稲田アカデミーは完全子会社である野田学園を簡易合併・略式合併の手続きにより吸収合併する。 資料

子会社化・買収(5件)

  • 冷凍水産品加工・販売のUmios<1333>、水産加工の北米大手High Liner Foods Incorporatedを完全子会社化へ
    UmiosはカナダのHigh Liner Foods Incorporatedの株式取得により完全子会社化する契約を締結した。 資料
  • 消化器系疾患向けの医薬品製造・販売のゼリア新薬工業<4559>、医薬品製造・包装のドイツHaupt Pharma Wülflingを子会社化
    ゼリア新薬工業はドイツの医薬品製造・包装会社Haupt Pharma Wülflingを子会社化した。
  • 医療用医薬品の開発・製造・販売のゼリア新薬<4559>、連結子会社を通じてドイツ医薬品製造のHaupt Pharma Wulfling GmbHを孫会社化へ
    ゼリア新薬はスイス子会社を通じてHaupt Pharma Wulfling GmbHの持分を取得し孫会社化する。 資料
  • 住宅業界向けマーケティング支援・AI活用支援のSHO-SAN、住宅撮影特化のハウジングナビをM&Aによりグループ化
    SHO-SANは住宅撮影に特化したハウジングナビをM&Aによりグループ化し、住宅マーケティングを「戦略から撮影まで」一気通貫で提供できる体制を構築する。 資料
  • 高性能新築戸建住宅を中心とした注文住宅事業のGハウス、2030年度グループ売上500億円構想を発表し地域工務店とのM&Aを積極推進へ
    Gハウスは2030年度にグループ売上500億円を目指す構想を発表し、地域工務店を対象としたM&Aを積極的に推進していく方針を示した。 資料

事業譲渡・売却(1件)

  • 再生可能エネルギー発電事業開発・運営の北浜キャピタルパートナーズ<2134>(キタハマキャピタル)、AIデータセンター子会社の出資持分50%をパワーエナジーホールディングス日本に譲渡へ
    北浜キャピタルパートナーズはAIデータセンター事業を手がける連結子会社の出資持分50%をパワーエナジーホールディングス日本に譲渡し、共同事業として推進する。 資料

資本業務提携・出資(3件)

  • ビルディングオートメーション事業のアズビル<6845>、自動制御システムの設計・施工・メンテナンスのオーテック<1736>と資本業務提携を締結し持分法適用関連会社化へ
    アズビルはオーテックと資本業務提携契約を締結し、株式の追加取得により持分法適用関連会社とする。 資料
  • 自動制御システム及び放射冷暖房システム設計施工保守のオーテック<1736>、アズビルとの資本業務提携契約を締結し主要株主・関係会社が異動
    オーテックはアズビルとの資本業務提携契約締結に伴い、主要株主およびその他の関係会社が異動する。 資料
  • AIインフラストラクチャ事業のクオンタムS<2338>、連結子会社によるAI投資リサーチ支援システムの受託開発契約を締結
    クオンタムSの連結子会社がAI投資リサーチ支援システムの受託開発契約を締結した。 資料

その他組織再編(7件)

  • インターネット広告・決済・配送サービスのLINEヤフー<4689>、BCPE Blitz CaymanによるカカクコムへのTOB開始予定に係る一部変更を開示
    LINEヤフーはBCPE Blitz Cayman, L.P.による株式会社カカクコム(証券コード:2371)に対する公開買付けの開始予定に係る一部変更について経過開示を行った。 資料
  • 各種砂糖の製造の塩水糖<2112>、その他の関係会社の異動および公開買付けに準ずる買集め行為を開示
    塩水糖はその他の関係会社の異動および公開買付けに準ずる行為として政令で定める買集め行為について開示した。 資料
  • 土木工事事業の大末建設<1814>、連結子会社の社名変更を開示
    大末建設は連結子会社の社名変更について適時開示を行った。 資料
  • ふるさと納税プラットフォーム運営のチェンジHD<3962>、連結子会社における不正アクセスによる個人情報外部流出(第3報)を開示
    チェンジHDは連結子会社で発生した不正アクセスによる個人情報の外部流出について第3報の開示を行った。 資料
  • ダイカスト品の製造・加工・販売のイクヨ<7273>、カーケア関連商品販売事業のムラキ<7477>へのTOBで経営支配権の取得を目指す(nihonma報道)
    nihonmaはイクヨがムラキに対しTOBを実施し経営支配権の取得を目指すと報じた。
  • 冷凍水産品加工・販売のUmios<1333>、水産加工のカナダHigh Liner Foodsを子会社化(maonline報道)
    maonlineはUmiosによるカナダHigh Liner Foodsの子会社化について報じた。
  • 消化器系疾患向けの医薬品製造・販売のゼリア新薬工業<4559>、スイス子会社を通じてドイツ医薬品製造のHaupt Pharma Wülflingを孫会社化へ(nihonma報道)
    nihonmaはゼリア新薬工業がスイス子会社を通じてHaupt Pharma Wülflingを孫会社化する方針を報じた。

全体トレンド

2026年10月26日のM&A動向で最も目を引くのは、クロスボーダー案件の集中だ。冷凍水産品加工・販売のUmiosによるカナダHigh Liner Foodsの完全子会社化、医療用医薬品のゼリア新薬工業によるドイツHaupt Pharma Wülflingの孫会社化という2件の大型海外買収が同日に公表された。いずれも既存事業の川上・川下または製造基盤をグローバルに補完する戦略的な買収であり、食品・医薬品分野における日本企業の海外展開意欲の高まりが鮮明となった。

国内案件ではビルディングオートメーション領域でアズビルとオーテックの資本業務提携・持分法適用関連会社化、進学塾・医歯薬系予備校分野で早稲田アカデミーによる野田学園の吸収合併が公表されるなど、周辺事業の取り込みによる事業領域の拡充という動きが見られた。また住宅業界向けマーケティング支援のSHO-SANによるハウジングナビのグループ化、注文住宅のGハウスによるM&A推進構想の発表など、中堅・成長企業による戦略的M&Aの活用も目立った。

AIおよびデータセンター関連では、北浜キャピタルパートナーズによるAIデータセンター子会社持分の一部譲渡・共同事業化、クオンタムSの連結子会社によるAI投資リサーチ支援システムの受託開発契約締結が確認されており、AI周辺インフラを巡る資本・事業提携の動きが引き続き活発であることを示している。TOBではイクヨによるムラキへの公開買付けが発表され、LINEヤフーを通じたBCPE BritzによるカカクコムへのTOB経過開示も行われるなど、公開買付け案件の進行も続いている。

Q&A

2026年10月26日に発表されたM&A関連案件は全部で何件ですか?

2026年10月26日に確認されたM&A関連情報は全21件です。TOB・公開買付けから資本業務提携、合併、クロスボーダー買収まで多様な形態の案件が含まれています。

2026年10月26日の注目M&A案件は何ですか?

冷凍水産品加工・販売のUmiosによるカナダ大手水産加工会社High Liner Foodsの完全子会社化、ゼリア新薬工業によるドイツ医薬品製造Haupt Pharma Wülflingの孫会社化、およびイクヨによるムラキへのTOBが注目案件として挙げられます。

2026年10月26日にTOB・公開買付けはありましたか?

はい、ダイカスト品製造・加工・販売のイクヨ(7273)がカーケア関連商品販売事業のムラキ(7477)を対象にTOBを実施し経営支配権の取得を目指すことが発表されました。また、LINEヤフーを通じたBCPE BritzによるカカクコムへのTOB開始予定に係る経過開示も行われています。

2026年10月26日のM&Aでクロスボーダー(海外)案件はありましたか?

はい、2件の大型クロスボーダー案件が発表されました。UmiosによるカナダHigh Liner Foods Incorporatedの完全子会社化と、ゼリア新薬工業によるスイス子会社を通じたドイツHaupt Pharma Wulfling GmbHの孫会社化です。

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この記事を書いた人
MANDA編集部 森田

なにかと課題の多いM&A業界を民主化し、日本の未来を大きく左右する「事業承継問題」を解決することが、私たちのミッションです。M&Aをこれから始める方から、M&Aのプロフェッショナルの方まで、M&A周りを判りやすく丁寧に解説します。

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