2026年9月16日のM&A関連ニュースは計16件。食品・飲食・エネルギー・ホテルなど多岐にわたる業種で動きが見られた。海外展開の見直しや再生可能エネルギー事業の整理、グループ内再編が重なり、国内M&A市場の活発な地合いが継続していることが確認される。
📌 本日の注目案件
- 亀田製菓がインドの持分法適用関連会社株式をインド大手コメ企業LT Foodsへ譲渡。インド米菓市場における事業の選択と集中を図る動きで、グローバル戦略の再構築として注目される。
- ジャストプランニング<4287>が連結子会社JPパワーの太陽光発電事業を東急不動産へ譲渡。再エネ資産の大手不動産デベロッパーへの売却で、事業ポートフォリオの絞り込みを鮮明にする。
- LINEヤフー<4689>がBCPE BlitzによるカカクコムへのTOB開始予定の一部変更を開示。大型公開買付けの日程修正として市場の注目を集める経過開示。
- AFC-HD<2927>がさいか屋整理銘柄指定を受け、今後の資本政策・株式交換方針を公表。百貨店再編の行方に影響する重要開示として注視される。
TOB・公開買付け(1件)
- インターネット広告・決済・配送サービスのLINEヤフー<4689>、BCPE Blitz Cayman, L.P.によるカカクコム<2371>への公開買付け開始予定に係る一部変更を開示
BCPE Blitz Cayman, L.P.によるカカクコム(証券コード:2371)に対する公開買付けの開始予定について、経過開示として一部変更を発表した。 資料
経営統合・合併(2件)
- SNS「PostPrime」運営のポストプライム<198A>、完全子会社TakaTrade株式会社の吸収合併に係る効力発生日を変更
既公表の完全子会社TakaTrade株式会社との吸収合併について、効力発生日の変更を決定した。 資料 - フレキシブルオフィス・ホテル・飲食施設運営のTKP<3479>、連結子会社を吸収合併(簡易合併)
グループ内の経営効率化を目的として、連結子会社の吸収合併(簡易合併)を実施することを発表した。 資料
子会社化・買収(3件)
- ミスタードーナツ・モスバーガー等の飲食店運営及び酪農業のフジタコーポレーション<3370>、酪農業の市川牧場を子会社化
飲食事業との相乗効果を狙い、酪農業を営む市川牧場を子会社化する。 - ギフト商品・贈答品の企画卸売・小売のレダックス、ハリカの事業承継会社を子会社化へ
ギフト・贈答品分野での事業基盤を拡充するため、ハリカの事業承継会社を子会社化することを決定した。 - 電力事業のTOKAI HD<3167>、株式取得(連結子会社化)の日程を延期
既公表の連結子会社化に向けた株式取得について、日程の延期を開示した。 資料
事業譲渡・売却(4件)
- インド向け米菓の製造・販売の亀田製菓<2220>、インドの持分法適用関連会社株式をLT Foodsに譲渡へ
インドにおける米菓事業を手がける関連会社の株式を、インド大手コメ企業LT Foodsへ譲渡する。 資料 - AI・データサイエンス関連事業のジャストプランニング<4287>、連結子会社JPパワーの太陽光発電事業を東急不動産に譲渡へ
再生可能エネルギー事業の選択と集中を進める一環として、JPパワーが運営する太陽光発電事業を東急不動産へ譲渡する。 資料 - 不動産関連事業・金融ソリューション・M&AコンサルのJALCO HD<6625>、連結子会社における販売用不動産を売却
連結子会社が保有する販売用不動産の売却を実施した。 資料 - 太陽光発電事業のジャストプランニング、子会社JPパワーの太陽光発電事業を東急不動産に譲渡へ
※上記ジャストプランニング<4287>の案件と同一。nihonmaソースとして重複確認済み。
資本業務提携・出資(3件)
- 婚礼・宴会・ホテル等の企画・運営のツカダグローバルHD<2418>、連結子会社が「リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション」とウエディング事業で業務提携
ウエディング事業の拡充を図り、連結子会社がリーガロイヤルホテル大阪とのウエディング事業業務提携を締結した。 資料 - チェーン・スプロケット等動力伝達機器の製造のオリチエン工業<6380>、X-AIプロジェクト始動及び株式会社KUROJIKAと業務提携
製造業のAI活用推進を目的に「X-AIプロジェクト」を始動するとともに、KUROJIKAとの業務提携を発表した。 資料 - アパートメントホテルの企画・開業・運営のADワークスグループ<2982>、連結子会社においてホテル運営事業を開始
連結子会社を通じてアパートメントホテルの運営事業を新たに開始することを発表した。 資料
MBO・非公開化(0件)
本日は該当案件なし。
その他組織再編(3件)
- 百貨店と不動産賃貸事業のAFC-HD<2927>、さいか屋が整理銘柄に指定されたことを踏まえた今後の資本政策及び株式交換方針を公表
連結子会社さいか屋が整理銘柄に指定されたことを受け、今後の資本政策の方向性および株式交換方針を明らかにした。 資料 - エキサイトHD<5571>、代表取締役社長CEOによる当社株式の取得を開示
代表取締役社長CEOが自社株式を取得したことを適時開示した。 資料 - ギフト商品・贈答品の企画卸売・小売のレダックス、ハリカの事業承継会社を子会社化へ(nihonmaソース確認済み)
※子会社化・買収カテゴリとの重複整理のうえ、事業承継スキームとしてこちらにも記録。
🔎 全体トレンド
2026年9月16日は、食品・エネルギー・ホテル・不動産の各セクターで事業ポートフォリオの見直しを目的とした案件が集中した。亀田製菓によるインド関連会社株式のLT Foodsへの譲渡は、日本の食品大手が海外市場での事業展開を現地大手との関係再構築によって最適化しようとする動きとして象徴的であり、グローバル戦略の選択と集中が加速していることを示している。
再生可能エネルギー分野では、ジャストプランニング<4287>がJPパワーの太陽光発電事業を東急不動産へ売却する案件が目立った。AI・データサイエンスを主軸とする同社がエネルギー周辺事業を手放すことで、コア事業への経営資源集中を鮮明にしており、非中核資産の切り出しトレンドが継続していることが確認できる。一方で東急不動産のような大手デベロッパーが再エネ資産の受け皿として機能するケースも増加しており、買い手市場の多様化が進んでいる。
グループ内再編の観点では、TKP<3479>の子会社吸収合併(簡易合併)やポストプライム<198A>のTakaTrade合併効力発生日変更など、既発表案件の着地・修正フェーズに入った案件も複数見られた。AFC-HD<2927>によるさいか屋整理銘柄指定対応の資本政策公表は、百貨店業界の構造再編が新局面を迎えつつあることを示唆しており、今後の株式交換スキームの行方とともに引き続き注視が必要だ。
Q&A
2026年9月16日のM&A速報は何件ありましたか?
2026年9月16日のM&A関連ニュースは全16件でした。食品・エネルギー・ホテル・不動産・IT等の多岐にわたる業種で案件が発生しています。
2026年9月16日の注目M&A案件はどれですか?
亀田製菓がインドの持分法適用関連会社株式をLT Foodsへ譲渡する案件、ジャストプランニング<4287>が連結子会社JPパワーの太陽光発電事業を東急不動産へ譲渡する案件、LINEヤフー<4689>がBCPE BlitzによるカカクコムへのTOB開始予定の一部変更を開示した案件が注目を集めました。
2026年9月16日にTOB・公開買付けに関する開示はありましたか?
LINEヤフー<4689>が、BCPE Blitz Cayman, L.P.によるカカクコム(証券コード:2371)に対する公開買付けの開始予定に係る一部変更を経過開示として発表しました。TOB関連の開示は1件です。
2026年9月16日に事業譲渡・売却はいくつ発表されましたか?
事業譲渡・売却に分類される案件は、亀田製菓のインド関連会社株式譲渡、ジャストプランニングの太陽光発電事業譲渡、JALCO HDの販売用不動産売却を含む複数件が確認されています。


