M&Aを成功させるためには、法律事務所の選定が非常に重要です。M&Aは法務や財務、税務の専門知識を駆使して進められるため、専門性の高い法律事務所をパートナーに選ぶことで、プロセスを円滑かつ効果的に進めることが可能です。本記事では、M&Aを専門とする法律事務所を比較し、選定時に考慮すべき重要なポイントを解説します。
1. M&Aに特化した法律事務所の選び方
M&Aを専門とする法律事務所は、企業買収や事業譲渡に関する法律の知識だけでなく、実務経験も豊富であることが求められます。以下の点に注目して比較しましょう。
(1) 実績と経験
M&Aの案件数が多く、過去に似たケースを取り扱った経験があるか確認しましょう。法律事務所のウェブサイトやパンフレットには、これまでの案件例や成功事例が掲載されていることが多いので参考にしてください。
- 豊富な実績がある法律事務所の例
- TMI総合法律事務所:国内外のM&A案件に強みを持ち、大規模案件の実績が豊富。
- 西村あさひ法律事務所:クロスボーダーM&Aを含む多岐にわたる業務をカバー。
(2) 専門分野の幅広さ
M&Aでは、法務以外にも税務や財務などが絡むケースが多くあります。総合的なサポートができるかどうかを確認することが重要です。
- おすすめポイント
- ワンストップサービスを提供する事務所(例:長島・大野・常松法律事務所)。
- 専門家チームが在籍し、幅広い業界知識を持つ事務所。
(3) 報酬体系
法律事務所の報酬体系もチェックポイントです。大きく分けると「時間チャージ」と「成功報酬」、「月額の顧問契約」がありますが、法律事務所ごとに柔軟性や方針が異なります。また、法律事務所では双方代理が禁止されておりますので、M&A仲介会社とは違い、買い手と売り手のいずれか一方の利益を守る立場を明確にするため、利害の対立が避けられます。
2. 主要なM&A専門法律事務所の比較表
| 法律事務所名 | 得意分野 | 特徴・強み | 費用体系 |
|---|---|---|---|
| TMI総合法律事務所 | 国内外のM&A、知財関連 | 幅広いネットワークと総合的サポート | 案件ごとの見積もり制 |
| 西村あさひ法律事務所 | クロスボーダー案件 | 外資系企業との取引実績が豊富 | 時間制+成功報酬型 |
| モノリス法律事務所 | IT企業のM&A | インターネットに強いスペシャリストが在籍 | タイムチャージ、顧問契約、柔軟にご相談可 |
| アンダーソン・毛利・友常法律事務所 | ヘルスケア、スタートアップ案件 | 業界特化型の専門チーム | 相談ベースで調整可能 |
3. 法律事務所選定の注意点
(1) 自社のニーズに合った事務所を選ぶ
法律事務所ごとに強みや得意分野が異なります。自社の業界や案件の規模、複雑性に応じて適切な事務所を選びましょう。
(2) コミュニケーションの取りやすさ
M&Aプロジェクトは長期間に及ぶことが多いため、コミュニケーションがスムーズに取れる事務所を選ぶことが成功への鍵です。
(3) 費用の透明性
費用体系が明確で、事前に見積もりを出してもらえる事務所を選びましょう。片手取り方式の採用も、利害の明確化に役立ちます
まとめ
M&Aを成功させるには、専門性の高い法律事務所をパートナーに選ぶことが不可欠です。実績、専門分野、費用体系を比較し、透明性と信頼性の高い事務所を選びましょう。最終的には、自社のニーズに最適なサポートを提供できる事務所を選ぶことで、円滑かつ成功確率の高いM&Aを実現できます。
M&Aについてのお悩みは、モノリス法律事務所がおすすめです。


