無料相談

6月1日 M&A速報|全24件|ナイス×山大TOB、坪田ラボ買収など

2026年6月1日 M&A速報 M&A速報

6月1日 M&A速報|全24件|ナイス×山大TOB、坪田ラボ買収など

2026年6月1日のM&A関連ニュースは計24件。住宅資材・木材流通を手がけるナイス<8089>による山大<7426>へのTOBが最大の注目案件となったほか、警備業界では共栄セキュリティーサービス<7058>が合併・子会社化を同日に相次いで発表し再編を加速。ヘルスケア領域では坪田ラボ<4890>によるメディプロデュース子会社化、Web3・ブロックチェーン領域ではDeFimansによるOmakase取得なども確認された。業種横断で多彩な案件が集中した一日となった。

▼ 本日の注目案件ピックアップ

  • 🔵 ナイス<8089>が山大<7426>にTOB――住宅資材・木材加工のサプライチェーン強化を目的に、同業の山大を公開買付けにより子会社化する方針を発表。木材流通の川上から川下を一体化する大型再編として注目される。
  • 🟢 ABCマートが韓国「FOLDER」事業を買収――靴小売り最大手のABCマートが韓国のシューズセレクトショップ「FOLDER」事業を取得。アジア市場への足がかりを強化する海外M&Aとして関心を集める。
  • 🟡 坪田ラボ<4890>がメディプロデュースを子会社化――医療・ヘルスケアマーケティング及び化粧品事業を展開する坪田ラボが、医療・ヘルスケアマーケティングPRと化粧品事業のメディプロデュースを傘下に収め、事業ドメインを拡張。
  • 🟠 サイバダイン<7779>が米Pegasus Tech Venturesと戦略提携――サイバニクス産業の創出・発展推進を掲げるサイバダインが米国ベンチャーキャピタルと戦略的業務提携および戦略投資を共同推進すると発表。海外資本との連携が焦点。

TOB・公開買付け(1件)

  • 住宅資材販売・木材加工・デベロッパー事業のナイス<8089>、木材・建材・住宅設備機器等の卸・小売販売の山大<7426>をTOBで子会社化
    ナイスは山大に対して公開買付けを実施し、子会社化することを発表した。住宅資材・木材流通領域での事業基盤強化が目的。

経営統合・合併(1件)

  • 貨物自動車運送事業のトナミHD、親会社のJPトナミグループを合併・商号変更を発表
    トナミホールディングスは親会社であるJPトナミグループを吸収合併するとともに、商号を変更することを発表した。物流グループの一体的な経営体制構築を目指す。

子会社化・買収(11件)

  • 靴小売業のABCマート、韓国のシューズセレクトショップ「FOLDER」事業を買収
    ABCマートが韓国のシューズセレクトショップ「FOLDER」事業を取得した。韓国を含むアジア市場での小売事業拡大を狙う。
  • アフィリエイト広告サービスのファンコミュニケーションズ<2461>、インフルエンサーマーケティングのレイリーを子会社化
    ファンコミュニケーションズはインフルエンサーマーケティング事業を手がけるレイリーを子会社化し、デジタルマーケティング領域の機能を強化する。
  • ブロックチェーンバリデータ運用・開発のOmakaseを、DeFimansが子会社化
    DeFimansはブロックチェーンバリデータの運用・開発を行うOmakaseを子会社化した。Web3インフラ領域でのグループ事業拡充を図る。
  • 医療・ヘルスケアマーケティングPRと化粧品事業のメディプロデュースを、坪田ラボ<4890>が子会社化
    医療・ヘルスケアマーケティング及び化粧品事業の坪田ラボ<4890>は、医療・ヘルスケアマーケティングPRと化粧品事業のメディプロデュースの株式を取得し子会社化する。資料
  • 交通誘導警備事業のアコードセキュリティを、共栄セキュリティーサービス<7058>が子会社化
    警備業務の提供を行う共栄セキュリティーサービスは、交通誘導警備事業のアコードセキュリティを子会社化した。警備事業のエリア・機能拡充を加速する。
  • 業務用総合食品卸売の西原商会、食品包装資材メーカーの日之出工業を買収
    業務用食品卸の西原商会は食品包装資材メーカーの日之出工業を買収した。食品卸と包装資材の垂直連携による提案力強化が狙い。
  • AI制御技術・顔認証システム提供のTIGEREYEを、マーチャント・バンカーズが持分法適用関連会社化
    マーチャント・バンカーズはAI制御技術・顔認証システム提供のTIGEREYEの株式を取得し、持分法適用関連会社とする方針を発表した。
  • 肥料原料の輸出入及び肥料製品販売のイチネンHD<9619>、三菱商事アグリサービス及びエムシー・ファーティコムの株式取得(子会社化)完了および商号変更等を発表
    イチネンHD<9619>は三菱商事アグリサービス株式会社およびエムシー・ファーティコム株式会社の株式取得による子会社化が完了したことを公表するとともに、商号変更等を発表した。資料
  • ホームセンター運営と建設事業の綿半ホールディングス<3199>、ホテル恵山から「昼神温泉 ユルイの宿 恵山」を取得
    綿半ホールディングスはホテル恵山が運営する「昼神温泉 ユルイの宿 恵山」を取得した。観光・宿泊事業への参入・拡充を図る。
  • ランディックス<2981>、主要株主である筆頭株主の異動および公開買付に準ずる買集め行為を発表
    ランディックス<2981>は主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせおよび公開買付に準ずる行為として政令で定める買集め行為を開示した。資料
  • サイバニクス産業の創出・発展推進のサイバダイン<7779>、米Pegasus Tech Ventures, Inc.と戦略的業務提携および戦略投資共同推進
    サイバダイン<7779>は米国のPegasus Tech Ventures, Inc.との間で戦略的業務提携を締結し、戦略投資を共同で推進することを発表した。資料

事業譲渡・売却(3件)

  • コンサルティング・ITサービス事業の三菱総合研究所<3636>、産官学連携・スタートアップ支援の「未来共創イニシアティブ」事業をプラチナ構想ネットワークに譲渡
    三菱総合研究所は産官学連携・スタートアップ支援を目的とした「未来共創イニシアティブ」事業をプラチナ構想ネットワークへ譲渡する。中核事業への経営資源集中が背景とみられる。
  • 注文住宅提供のアーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>、太陽光発電・蓄電池設備建設子会社のESJをエンプレス・コンサルタンツに譲渡
    アーキテクツ・スタジオ・ジャパンは太陽光発電・蓄電池設備建設事業を手がける子会社のESJをエンプレス・コンサルタンツに売却する。住宅事業への選択と集中を進める。
  • P-アスミHD<229A>、株式譲渡実行日の延期を発表
    P-アスミHD<229A>は予定していた株式譲渡の実行日を延期すると開示した。詳細な理由・新スケジュールは適時開示資料を参照。資料

資本業務提携・出資(2件)

  • 高付加価値有機化合物製造・販売の大阪有機化学工業(特殊アクリル酸エステルの製造販売の大有機化<4187>)、三宝化学研究所と資本業務提携
    大阪有機化学工業(大有機化<4187>)は三宝化学研究所との間で資本業務提携契約を締結した。高機能有機化合物領域での研究開発・販売シナジーを追求する。資料
  • サイバニクス産業の創出・発展推進のサイバダイン<7779>、米Pegasus Tech Ventures, Inc.と戦略的業務提携および戦略投資共同推進(再掲:子会社化・買収欄にも記載)
    ※本件は子会社化・買収カテゴリに計上。資本業務提携の側面も持つため参照。

その他組織再編(6件)

  • 警備業の共栄セキュリティーサービス<7058>、連結子会社KSSが常総警備保障を吸収合併
    共栄セキュリティーサービスは連結子会社のKSSが常総警備保障を吸収合併すると発表した。グループ内警備事業の統合・効率化を進める。資料
  • 太陽光発電・蓄電池設備建設事業のアーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>、子会社ESJを譲渡(適時開示版)
    アーキテクツ・スタジオ・ジャパンの子会社ESJ譲渡に関する適時開示。事業譲渡・売却カテゴリの案件と同一案件の補足開示として整理。
  • メンズアパレル製品の卸売・小売・OEM事業のソトー<3571>、連結子会社における債権の取立不能のおそれを開示
    ソトー<3571>は連結子会社において債権の取立不能のおそれが生じたことを適時開示した。M&A取引には直接該当しないが、グループ財務への影響として注視が必要。資料
  • 肥料原料の輸出入及び肥料製品販売のイチネンHD<9619>、子会社化完了に伴う商号変更等(適時開示版・再整理)
    子会社化・買収欄に記載の案件に関し、完了届出および商号変更の適時開示として補足計上。
  • 高付加価値有機化合物製造・販売の大阪有機化学工業(大有機化<4187>)、三宝化学研究所との資本業務提携(適時開示版・再整理)
    資本業務提携カテゴリと同一案件の適時開示による補足計上。
  • 医療・ヘルスケアマーケティング及び化粧品事業の坪田ラボ<4890>、子会社の異動を伴う株式取得(適時開示版・再整理)
    子会社化・買収欄に記載のメディプロデュース子会社化に関する適時開示として補足計上。

全体トレンド

本日6月1日のM&A市場で最も目を引くのは、住宅・建材セクターの再編である。ナイス<8089>による山大<7426>へのTOBは、木材・建材流通において調達力・販売力の双方を一体化しようとする戦略的な大型案件だ。資材コストの高止まりや住宅需要の変化が続く環境下、スケールメリットを確保するための垂直統合型M&Aが加速していることを示している。

警備業界でも同日に共栄セキュリティーサービス<7058>が複数の案件(KSSによる常総警備保障の吸収合併、アコードセキュリティの子会社化)を同時発表しており、人手不足と競合激化を背景とした業界再編の勢いが鮮明だ。また、デジタル・テクノロジー領域ではDeFimansによるOmakase子会社化やサイバダイン<7779>の米Pegasus Tech Venturesとの提携など、Web3・AI・サイバニクスといった先端分野でのクロスボーダー連携も目立つ。

一方、事業ポートフォリオ整理の動きも顕著で、三菱総合研究所<3636>の「未来共創イニシアティブ」事業譲渡、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>による再エネ子会社ESJの売却など、コア事業への集中を目的とした「売り」案件も相次いだ。成長投資と選択と集中が同時並行で進む構図は、2026年のM&A市場全体のトレンドを凝縮した一日といえる。

M&A・事業承継のご相談はMANDAがお薦め

仲介ではなく“あなた専属”のM&Aサービス!
利益相反のない「片側FA方式」を、ぜひ一度ご体験ください。
完全成功報酬で、成約まで手数料無料です。

この記事を書いた人
MANDA編集部 森田

なにかと課題の多いM&A業界を民主化し、日本の未来を大きく左右する「事業承継問題」を解決することが、私たちのミッションです。M&Aをこれから始める方から、M&Aのプロフェッショナルの方まで、M&A周りを判りやすく丁寧に解説します。

M&A速報
この記事をシェアする!

M&A情報ならMANDAをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

タイトルとURLをコピーしました